「今の会社、労働時間が長くて辛い。。転職したいけど、転職後も年収を維持したい。」
「今の会社、給料がなかなか上がらない。。転職すれば、年収を上げられるだろうか?」
さまざまな企業がある中で、こんな悩みを持つ方が増えてきました。しかし、新入社員の時と違って、中途採用の場合は、自分一人で転職するタイミングや希望の会社を決めないといけない場合もあるので不安も多いですよね。
今回は、「転職に興味はあるけど、転職しても今の年収を維持したい」こんな方におすすめの方法を紹介します。
転職しても年収維持できる人の割合は?年齢は関係あるの?
転職した時に、今の年収を維持できてる人ってどのくらいいるかご存知ですか?そして、どのくらい給料を上げられるのか気になりますよね。
転職後の年収の実態について解説するので、参考にしてみてください。
転職で年収維持できる人の割合
厚生労働省の平成30年1年間の賃金変動状況によると、前職の給料と比べて年収維持できている人は64%います。「転職すると給料が下がってしまうのではないか?」と心配される方もいるでしょう。しかし64%の方が年収を維持できていることを考えると、転職に対する見方が変わりますよね。
転職でいくら給料が上がった?
厚生労働省の平成30年1年間の賃金変動状況によると、前職より1割以上給料が上がった人は26%もいるそうです。10人いれば2〜3人は1割以上上がっているということですね。年収500万なら一気に50万アップですから、転職時の給料アップは嬉しいですよね。
転職で給料が上がりやすい年齢は?
厚生労働省の平成30年1年間の賃金変動状況によると、20〜24歳の転職では、48%の人が給料アップにつながっています。その後は、年齢が高くなっていくほど、給料が上がる確率が減っていきますが、40〜44歳でも41%の人の給料が増加しています。
年齢が若い方が転職時に年収維持しやすいですが、40代からチャレンジしても遅くはないということですね。
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転職しても年収維持したい時に知っておきたい3つのポイント!
転職しても「年収は維持したい」、そんな人に「ココだけは!」という気になるポイントを3つ解説します。
年収維持しやすい業界と職種は
流行りのビジネスとも言われるGAFA(Google、Amazon、Facebook、Apple)や、宅配アプリ関連などはもちろん業界・企業としての成長が期待できます。
そして、厚生労働省の平成30年賃金構造基本統計調査によると、年齢が高くなると給料が高くなる業界として、「金融業、保険業」というデータがあります。これらの業界は、専門知識が必要なため、希望する人材が少なく、採用されやすいです。
「専門知識が必要な業界」や「AIや機械化の効率が望めない業界」で転職後も給料維持しやすい傾向にあるので参考にしてみてください。
スキルを整理して市場価値を上げる
転職時に年収を維持しようと考えたり、それ以上を目指す場合、「スキルが必要…」と考える方も多くいると思います。しかし、スキル、もしくは資格の類は一朝一夕で身につけられるものではありません。
まずは、「自分の持っているスキルは何か」「できること・やれること」を整理しておくことが重要です。
前職でやっていたことが転職後に役立つこともあります。準備の一環として振り返ってみましょう。
面談時に適切な交渉をする
希望年収を素直に伝えることは問題ありませんが、提示する年収に根拠があるかが重要です。「自分は、このようなスキルを持っているので、会社にこんなメリットを与えられる」といったプラスαの価値を提供できる方が、転職時にも年収を維持しやすい傾向にあります。
転職しても年収維持したい時に失敗しないようにする為には?
転職するとしたらできるだけ年収は下げたくないですよね。しっかりと転職の際に年収を維持し、下がらないようにするための3つの方法を紹介します。
企業のリサーチを怠らない
転職時に年収の維持を目的とするなら、面接を受ける企業の平均年収や福利厚生を調べておくことも重要です。
企業の採用予算より上の年収を提示してしまえば、不採用になる可能性も高くなります。
そして、「住宅手当」や「家賃補助」が厚い企業に採用になれば、「事実上の年収アップ」を実現することもできますよ。
転職理由を明確にしておく
転職理由が明確になっていないと、例えば「年収を維持すること」が転職の目的だったのに、「採用された年収が下がる企業」などに妥協してしまう可能性があります。
「年収アップが確実な企業」や「年収は維持できる程度だけど、スキルアップに積極的な企業」など、転職する理由は明確にしておきましょう。
転職エージェントを複数利用
転職時に、転職エージェントを複数利用するのがおすすめです。なんとなくで決めてしまうと、転職したのに満足のいく結果が得られない可能性があるためです。
転職エージェントを複数利用していると、自分に合ったエージェントを選択できたり、さまざまな視点からアドバイスをもらうこともできるので、幅広い転職先で探すことでより満足度の高い転職が期待できますよ。
まとめ
転職が当たり前ともいえる世の中になってきましたが、まだまだ「100%希望通りの企業に転職できた」という方は少ない傾向にあります。年収を上げつつ、自分のやりたい仕事に就くということは、そう簡単ではないかもしれません。
それでも、転職について調べた内容や、転職でできた人間関係はこの先決して無駄になるものではありません。そういった「経験」に、オリジナリティがあるので、経験を生かして、より良い企業で働いていきたいですね。
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